BELOVE 昭和ファンファーレ29話「奇跡を探して」感想!
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暇つぶしに、おしゃべりに加わって行きませんか?
・昭和ファンファーレ 29話 「奇跡を探して」
小夜子の内地慰問が始まり、そして内地から外地へーーー。
浅海を探しながらの慰問の旅。
浅海の事は「生き別れの兄」としているとのことですが、そりゃ、普通は兄というより花岡さんの言うとおり、「恋しい人」を探している、方がしっくりきますよね!
それにもちろん、浅海の事をよく知っている月子ちゃんにはもろバレでしょう。
この二人、そんな関係なの?
月子ちゃんからしたらそう思いますよね。
それに、天良に愛着を持っている月子は、天良が小夜子を好きなことはわかっているんだと思っていますが、小夜子は違うのか?と疑問は持つでしょうし、知らなかったとしても小夜子は浅海のために外地まで来た。と理解しているでしょうから「普通」に考えて、命を懸けて外地まで探しに来るということは、その相手のことがとても大切であると言わざるを得ないですよね。
天良はついでのような立ち位置ですからね…かわいそう天良。
ちゃんと小夜子の顔を見てはっきり自分の気持ちを伝えた天良より、逃げた(風になっている)浅海のほうが小夜子の心を動かしているのが、これはいいのか悪いのか。
小夜子からしたら、幼馴染の親友が何も言わずに戦争へ行ってしまったら、後悔すると、どうしても何かを伝えたい、伝えてほしいと強く思ってしまった。でも一般市民であるなら、ただ泣くだけの日々だったのでしょうが、小夜子の場合は「歌」があるためその機会を与えられた。このチャンスは生かさないといけないですね。
月子ちゃんとは、部屋もずっと一緒のようで、初めて会ったその日から月子の小夜子への風当たりは良くなかったけれど、今もあまり変わってないようですね。
仕事ではそこまででもなかった月子ちゃんとの会話も、長く一緒にいれば、深い部分にも触れていく…
外傷兵の中に、あの🍙組の伊吹くんがいたのは私自身もびっくりしました!ここで再登場、凄い!小夜子と会えてよかったね!!!なんか嬉しかったです。
月子ちゃんと三味線…
そうですよね、月子ちゃん親子は、母親の三味線で日々を生きていた。
憎く忘れたい思い出、でも愛しいと思う母親の面影ーーー
複雑ですよね。その「かか」に報いたいと、死を無駄にしないと決めてこの世界に飛び込んだわけですから…その心を、少しずつでも、癒してあげられたらな…
きっと、その幼い頃を知っている小夜子なら、本音をぶつけられる小夜子になら、ライバルと思わせる小夜子なら、ある意味異性からの癒しよりもずっと救済になるのかもしれないと思いました。
小夜子、気は強いけど単純で鈍感で優しいからね、月子ちゃんもそのかたくなな心が解けていくといいね。
でも、空襲が始まったその夜、倒れて寝ている月子を迎えに向かった小夜子たちを、あとから追いかけてきた花岡さんが、まさかあんなことになろうとは。
ただ、あと数歩だけの違いで、命が救われた。
あと数歩部屋に進んでいれば、助かった。その、1歩が。命運を分ける。
怖い時代です。
この時代を、私たちの世代よりそう昔ではない人々が体験していた。
歴史?
ただの昔。そんなイメージ。
歴史と呼ぶのなら最近と言ってもいいのではないでしょうか。
この恐怖体験を経て、幸運にも生き残った彼女たちは、これからどう運命に翻弄されていくのか。浅海や天良に会えるのか…
浅海とあえたらきっと、怒りますね!!それしかない(笑)
でも、浅海の顔を見たら、触れたら、何かしらの答えが出るのかもしれないですね。
それはいつになるのか…
次回に期待です。
BELOVEは来年1月から月1になるそうですね。
この作品に月1でしか会えないのは寂しすぎますが、月1なら休載なしで掲載されるのなら文句はないです。
では、今回はこの辺で。
お立ち寄りいただきありがとうございました。
またのお越し、お待ちしております。