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BELOVE 昭和ファンファーレ28話「小夜子の決意」感想!

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・昭和ファンファーレ 28話 「小夜子の決意」

 

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扉絵

心がまとまらないまま、自分でもよくわからない感情に気付きながら過ごす日々。

その素直な気持ちを、ちゃんと、まっすぐに天良に伝える小夜子。

思った以上に、天良はすべてを受け入れ、包み込み、当たり前のようにまるで自分の心がないように、でも押し殺してる風でもなく、相手を尊重しながら、押し付けることなく、焦ることもなく、強い口調で話すでもなく、相手を思いやっての対応をするのですね。

なんか、不思議な人ですね、でも、それでもちゃんと自分の気持ちは素直に伝えられる。素直で無理のない、自然体で生きている。透明な。どんな色にも染まってしまうような。でも何かしらの重力を持っているのでしょう。

実体のない、ふわふわしているような、掴みどころのない人のような気がします。

本当に不思議な人。そうしたキャラクターを、ちゃんと描かれているリカチさん素晴らしいと思います。

天良には、懐って、ないのかもしれないって思いました。懐ってなくてもいい。懐という袋を持つのではなくて、抱えるのでもなくて、ずっとそれを見て栄養にして留めない。

そんな人かもしれないって。

そんな人だからこそ、悲惨な幼少期を過ごした月子ちゃんの心をつかむことが出来たのでしょうか。そんな天良を、月子ちゃんは感じたのかもしれない。

 

浅海との会話が明らかになりました。というか、小夜子に全部話してしまうのですねぇ(笑)

それは口が軽いのでは!!と思わないでもありませんが(笑)

結局、浅海が何も言わず行ってしまったことで、逆効果があったってことですね、浅海にとってそれはいいことで。何も言わないから、思うしかない。早く伝えてしまった天良とは逆なんですね。

小夜子が天良に答えられないのは、浅海の気持ちを受け止め切れていないからでしょうか。分からないから、答えが出せない。

でもこれは、少しでも、浅海のことが大事だと思っている証拠ですね。

 

心残り。私もそう思います。

巡業先で、思わぬ人が目に入り込んできて、その人に助けを求めます。お母ちゃんならなおさら。今の気持ちを聞いてほしい。それは、心の支えとしていた人になら、もちろん当たり前の感情でしょう。小夜子は、一人で頑張ってきた。その中でお母ちゃんしか甘えられる人はいなかった。その人が今、目の前に。

会えたらよかったね。

でも「歌は一瞬で千里を駆ける」

浅海のおじさんから言われた言葉を支えに、小夜子はまた前を向いて歩きだしました。

本当に強い子だと思いました。

歌があってよかった。

今度は月子ちゃんと一緒に回るのですね。

何か色々トラブルがありそうで、わくわくしてしまいます。

 

 

では、今回はこの辺で。

お立ち寄りいただきありがとうございました。

またのお越し、お待ちしております。