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BELOVE 昭和ファンファーレ32話「命を繋ぐ愛」感想!

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・昭和ファンファーレ 32話 「命を繋ぐ愛」

 

死んでもいいわ

そんな強い返事をした小夜子。それは、浅海の強い小夜子への気持ちに応えることーーー

初々しくてホクホクしちゃいますね!!素直に可愛い!そしてそんな質問もなんか懐かしささえ覚えます。懐かしすぎて忘れてた質問ですね…(笑)

その内容と言えば、昔読んだ少女漫画の逆バージョンのようでびっくりしました。そのびっくりした、というのは、今の時代を反映してるんだろうなぁという意味。昔は女子が男子にしていた質問だし、その答えだった。

悪口にしか聞こえない

というのもどこかで聞いたことのある返し方…それが悪いって言っているのではなく、まぁそうだよね、って同意しかないというか…(笑)確かに学校の男子とは違う!!と言っていた記憶があります。浅海の方は小夜子に対して何も言ってはいませんでしたが「歌はいいと思った」態度は明らかでしたよね。

文句は人一倍でしたけど

自分の書いた歌をお前が歌う

と約束していた時点で小夜子を推していたのは一目瞭然でしたし、認めていたと考えられます。歌えなくなった時も、小夜子に寄り添いました。自分の世界に来て欲しかったんですよね。でも、必ず来ると信じて、多分別れたんだと思います。ちはやふると被りますが、歌があれば、歌を歌っていればまた会える。そんな自信があったのでしょう。自信というか、絆かな、信頼と言ったほうがいいのかもしれません。

何というか、いつから好きだったんですか、の答えって答えになってます?

可愛いから?は答えじゃないような…でも口語だとそういう流れになってしまうことはありますが、ここの答えは

「初めて出会った時」でよろしいでしょうか。

 

小夜子は浅海の気持ちが分かってよかったと言っていました。でも私は逆に、小夜子が浅海を想っていると気付けてよかったと思いました。何も言わないで行ってしまって、もしかするともう一生会えないかもしれない親友。置いて行かれたと思うじゃないですか。危険を顧みず追いかけている自分は、命を懸けられるほど浅海を想っている…それは、冒頭の「死んでもいいわ」に繋がりますね。本当に死んでもいいわけじゃなくて、と前回言い訳していましたが、もうすでに命を懸けているわけで、もう死んでもいいってほど投げ出していることを、多分小夜子自身気付いたんだと思います。

だから、浅海が部屋まで会いに来た時、小夜子はまた別の意味での「命」を懸けることに躊躇しなかったんだと思いました。浅海の命を繋ぐため、また、新しい命を繋ぐため。私はそんな風に思えました。とても、とても切ないシーンだなと思いました。浅海、作った歌を、ちゃんと直接小夜子に渡せるよう、無事で帰って来られますよう。読者である私も祈りたいと思います。

そして、内地への帰還…戦況はとても悪く、小夜子たち家族も疎開するという状況の中、小夜子は残ることを決意。やはり、時間は経ってもわだかまりはあるのだなと思いました。自分がここまで育っていた家。ここが故郷。そして、お母ちゃんと過ごした唯一の場所。大空襲のあと、危険を冒して手を振り切ってその場所へ帰ってみると、自分が過ごした、知っている場所とは思えないほどの酷い惨状に、言葉を失い、喪失感で膝を落とす小夜子へ、声をかけてきた一人の…それは…会いたくて会えなくて、とても待ち望んでいた人、育ての親で、小夜子を慈しんでくれた、母。

会いに来てくれた!心配してくれていた!!号泣でした。よかったね、小夜子。いくつになっても、やっぱり母親への思いは格別なのかな、と思いました。

ところで、今回あまり出番のなかった月子ちゃんですけれど、相変わらずの行動パターンに癒され、でもちょっとだけ心を開いたりしてキュンキュンしちゃいました(笑)もうちょっと月子ちゃん見たいんですけど!あのつんつんさが面白い(笑)そんな風に思うの、私だけじゃないですよね??

 

今回はこの辺で。

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