ぼくの素晴らしい人生 20話「優しい後悔」感想!
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・ぼくの素晴らしい人生 20話 「優しい後悔」
連載再開しました本作品。待っていました。
今回は、忍のお父さんのお話、おばあちゃんの告白でした。
亡くなってしまった忍のお父さんの境遇…
確かに、こういった障碍に理解が広まったのも、つい最近ですから、その前は親や肉親にもその知識や受け入れられるほどの世代ではないのかもしれません。
うちの話で申し訳ないですが、うちの子どもは赤ちゃん時代からものすごくこだわりが強かったんです。私はとても悩み、苦しみ、辛くて仕方ありませんでした。
なので、市の検診では自分から進んで相談しましたし、幼稚園の先生にも「そんな兆候が見られるようなら教えてください」と申し出ていました。
幼稚園の先生は医者じゃないけど、何年も何十人、何百人の子どもたちと接して来ているプロです。ちょっとほかの子と違うな?と感じることはあると思いましたので。
結果的にはその申し出は意味なかったのですが、この行動も、子どものため、子育てをしていくうえで必要なことなんだろうなと思っています。
とはいっても、結局は理由が欲しかっただけなんですけれどね、その理由が分かれば、やりようがありますから…
親にも、受け入れる態勢がないとお互いに不幸になってしまうんだってことを、今回のお話で学んだ気がします。
おばあちゃんの告白と懺悔は、苦しかった過去と向き合うことになりました。でもそれは、現在進行形の、忍へと還元されています。本当は、とても優しい人なんだ、とホッとします。
もし、時代が時代なら、きっとこのおばあちゃんにも対策が取れたはずなんだなって思うと、とても残念に思いました。
そして、忍と同じ障碍を持つ遥さんもまた、ツライ過去をもっていたのですね。親が受け入れられない、プライド。そのためだけにお互い不幸になるなんて馬鹿げてます。
でも、違う例えで考えると、それもわかる気はしてきます。
例えば離婚だったり、流産だったり、若くして命に関わる病気になったり…
どうして自分が、恥ずかしい、信じられない、顔向けできない…
多分、これとおんなじなのかなと感じました。
そう思うと、誰にでも持っている感情なんだと、知ることが出来ます。
やっかいですね。本当に人というのは業が深いと思います。
でも、忍は、とても素敵な子に育ってる。
暗闇の向こうには光がさしている。そう感じられる感性が備わっている。
その思いやりが、おばあちゃんの心をも癒し許されたんだと、やっと後悔じゃない涙を流せたのは、本当によかったなぁと思いました。
仏壇にもやっとお父さんの写真も飾られるようになって、良かったね、忍。よかったね、おばあちゃん。よかったね、和志さん。よかったね、静恵さん。
そして自分が何者か理解してから、シナリオ続けて2作目も上演されたなんて、どんな内容だったんでしょうね。知りたいです。
苦しくてツライ展開が続きそうです。
光はあるのかな。道はあるのかな。次回に期待します。
では、今回はこの辺で。
お立ち寄りいただきありがとうございました。
またのお越し、お待ちしております。