とっちらかってKKT

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ぼくの素晴らしい人生 19話 感想です!

いらっしゃませ。

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ここでは、ただ井戸端会議のようにひたすらお喋りしてるだけのイメージで記事にしているめんどくさいブログです。サロンのような気持ちでどうぞ。

暇つぶしに、おしゃべりに加わって行きませんか?

 

さて、またまた新しいカテゴリで記事を更新します。

今度は「ぼくの素晴らしい人生」です。

前回は書けなかったので、今回からとなります。BELOVEって私くらいの年齢対象ですので、全部の作品が本当に面白い!

誰でも、どれかにハマるようになっている気がします。

では、感想をおしゃべりしていきます。

 

・ぼくの素晴らしい人生 19話 「見たかった笑顔」

 

作者の愛本みずほ先生の全作品「ひまわり!それからの大好き!」もそうでしたが、主人公又は、主人公の家族が障害を持っている、という設定の作品を手掛けていらっしゃいます。

でも先生のタッチは、深刻なものではなく、障碍者も普通だよ、それが個性だよ。と訴えている気がします。

明るく、前向きで笑顔の絶えない作品でしたが、今回のこの作品も可愛らしく、穏やかで心に傷は負っているけれど前向きに生きようと頑張っているとても思いやりのある男の子が主人公。

私はいっぺんで好きになりました。

字が読めない、書けない。そういう症状があるのは何となく聞いたことがあって、アメリカの俳優キアヌ・リーブスも確かそうですよね。

最近では、ドラマ「健康で最低限度の生活」というドラマ内でも同じディクレクシアの方が取り上げられていました。

他にも何人か聞いたことがあって、聞いたことがある、というと、知らないだけで結構身近にいるのかもしれないと思いました。

 

ところで、主人公朝倉忍くんは、自分が小さなころから自分はなにかおかしいと考えていました。

授業は理解できるのに、テストとなると全く点数が取れない、書けない。読めない。

自分は頭が悪いんだ、目が悪いんだ、と色々自分で工夫をします。それは本当に素晴らしいことだと思います。道を外すことを選ばず、良くしようと工夫をするというのは本当に頭のいい子だと思います。現在の状況を諦めないで打破しようと考えたのですから。

小学生の時行っていた塾で知り合った女の子と再会し、付き合うことになったという展開は、鉄板なんだろうけど、良かったなぁと思いましたよ。

この間宮さん、本当はとても心優しい子だと思うんです。忍の、優しさを理解していたんですから。障碍の有無を知らない中で、忍を好きになった。それが大事でね。

結局、素の忍を受け入れ、理解し、好きになったわけで。

そんな二人がけんかをして和解する展開には、いい関係が結ばれているのが分かっていい感じです。見ていて気持ちいいです。

二人で協力して一緒に乗り越えていくさま、辛かった時期も経て、一緒に喜べる関係。

あぁ、もうすごくいいな。

忍のやさしさにじ~~~んと来たのは、間宮さんだけじゃなく、読者である私もだからね!

忍の持つ障害のこと、今回はたくさん詰め込まれていました。

全ての症状がその特徴ではない、という話に、え!と首をかしげたけど、そういうものなの?でもきっと、そこは科学的に証明出来ているものだろうから、そこは努力と工夫で何とかなる範囲、ということなんだね。

そして、自分に何が出来て何が出来ないかを知ること。

でもこれって、障碍の有無は関係なく、誰にでも同じことが言えるよね。

人それぞれ、得意不得意には個人差があるから、それをちゃんと自分で把握して努力や工夫を凝らして、出来るところはもっと強化したり人に役立てることに精を出して、出来ないところは助けを求める。周りはそれを受け止め、受け入れること。

多分、それが出来ないからいじめとか起こるのではないだろうかとふと考えてしまった。

私にも虐められた過去がある。

小学生と中学生の時。

なんでだかわからないけど、小学校の低学年の時は上級生にいじめられたり、同じクラスの男子から髪の毛にガムテープ貼られたり。ガムもあった気がする。

大人になってから写真を見ると、私、とてつもなくガリガリ位の勢いでやせていて、髪の毛もショート(母が伸ばさせてくれなった)で服もちゃんと自分に合ったものを着ていなかったから、とてもだらしなく見えた。だからかもしれない。

それに、私は小さなころから吃音を持っていたので、それもあり発音があまり上手に取れないのもあったと思う。だからきっと、周りから見たら、私は障碍者に見えたのかもしれない。だからって虐めていいことにはならないけれど。

とても心に傷を負ったよ。だけど、それでも学校に行けたのは、友達がいたから。偏見のない仲のいい友達がいたから乗り越えられたし、中学生になった時は泣かされたこともあったけど、視野が広がって部活にも全力で立ち向かったし、趣味にも出会えた。

 

この作品を見ていると、もしかすると、自分と重なる部分があるのかもしれないなと無意識に感じているのかもしれません。

でも前向きな忍に癒されてる。ちゃんと向き合おうとしてることが救いにもなるというか…

今回のラストは、忍のお父さんもまた、同じ症状だったことがおばあちゃんから語られました。

どういうことなのか、次回も見逃せません!!

 

では、今回はこの辺で。

お立ち寄りいただきありがとうございました。

またのお越し、お待ちしております。